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私の住んでいる宝塚市は昭和29年に市として制定されましたが当時の人口は4万人、現在は225千人と急拡大しています。増えた人口はほとんどは丘陵地帯を造成しており坂の多いまちがたくさんあります。

このエリアでは 路線バスもありますが混みあっているのは通勤通学時間帯です。行(下り坂)は徒歩で帰り(上り坂)はバス利用となると利用率が半減し事業的には厳しそうです。

高齢世帯になると生活圏は狭くなりますが坂道があるので自家用車は必須です。ただ現役時代と比べると自家用車を持つことは負担が増えます。最近では高齢ドライバーの事故も注目されています。路線バスも通勤通学の利用者が減るとさらに運営が厳しくこの先廃止にならないか心配です。

これから高齢者が安心して外出ができるしくみづくりで自宅にひきこもることなく外出機会を促進し健康で安心してくらせるまちづくりが必要です。

 ローカルモビリティを検討する場合に目的はだいたい以下のようになると思います。

 ・お年寄りや移動困難者の外出機会の増進
 ・免許返納後の移動手段
 ・将来的に自動運転の活用

将来の地域のモビリティに関していくつか検討をしてみましたのでご紹介させていただきます。

1、グリーンスモールモビリティ

国交省が進めている電動時速20km以下の 公道を走る4人乗り以上のモビリティ(小型である)です。研究されているところは沢山あると思いますが使用など調べて表にしたのが以下です。

イメージはゴルフカートで公道が走れるという感じです。これなら駅前やショッピングセンター、医療機関など生活圏にある施設までのちょっとした外出に便利そうですね。

運行形態は?

ざっくり以下の3種類があることがわかりました。A→Cへとハードルが低くなります。B、Cは白ナンバーでの運行です。

A、路運送法の一般乗合旅客自動車運送事業または一般乗用旅客自動車運送事業の許可を取得して事業を運営する
 
11~16 人乗  :乗合バス事業(許可取得)
 10 人以下  :タクシー事業(許可取得)


B.自家用有償旅客運送を運営する
「自家用有償旅客運送」の登録
1)市町村運営有償運送(交通空白輸送及び市町村福祉輸送)
2)公共交通空白地有償運送
3)福祉有償運送
  ※市町村長が認めた場合、地域住民以外の利用も可(運送対価+ガイド料収受可
◎許可を受けた既存のバス、タクシーの活用を検討した上、地域の実情に応じ関係者が十分な協議を経て・・・・・・・

C. 許可等を要しない運送の態様として運営する
  「道路運送法における許可又は登録を要しない運送の態様について」(平成 30 年3 月 30 日、自動車局旅客課長)
◎営利を目的としない互助による運送のためにNPO法人又は社会福祉協議会が、 個人ボランティア運転者による地域住民の運送サービスを提供する場合において、 当該運送サービスのために市区町村の自動車を利用する場合(当該NPO法人又は 社会福祉協議会の自動車の購入費や維持管理経費(当該運送サービスの用に供される部分に限る。)の全部又は一部に対して市区町村から補助金が交付される場合も同様。
◎任意の謝礼を除き(特定対価-ガソリン代等を除き)対価を受け取れない

グリーンスモールモビリティが良く紹介されていますが白ナンバーでの運行が多いようです。地域で検討して一番手が届きそうなのはCのケースですが運用に課題が出てきます。対価を受け取れないので維持をしていくのが非常に困難です。これがクリアー出来ても路線バスのルートは走れない問題があります。そりゃそうですね既存の公共機関も四苦八苦しているのに競合してしまうと路線バス廃止なんてことになってしまいこれはこれで困ってしまいますね。小さなエリアを路線バスを経由して乗り継ぎということですね。既存の公共交通の運行会社が運営してくれるとありがたいですがドライバー不足ともいわれているので簡単には片付きません。



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